先ほどもご説明しましたが、薬との飲み合わせは特に注意が必要です。言ってみれば、薬もハーブの成分も化学物質の1つです。体内で反応することにより様々な害を発生させる可能性もあ … (4)薬の飲み合わせ 複数の薬を使用している場合、飲み合わせが悪いと十分な効果が得られなかったり、逆に効き過ぎて体に悪影響を及ぼしたりすることがあります。 また、食品やサプリメントの中にも、薬との飲み合わせが悪いものもあります。 薬は病気を治すためのものですが、飲み方を間違えるとリスクが大きくなるので注意が必要です。, 間違った飲み方をすると、薬の効果を得られなかったり必要以上に効果が強く現れたりするので、薬を飲むときは飲み合わせなどに気をつけましょう。, 人生をいかに健康に生きるかが問われている今、注目されているのが「セルフメディケーション」です。, セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)が定義しています。, 最近ではインターネットや一部のコンビニでも医薬品を取り扱うようになり、以前よりも手軽・気軽に薬を購入することができるようになりました。, また「スイッチOTC」といって、医療用医薬品(処方薬)として用いられている成分が一般用医薬品(市販薬)にスイッチ(転換)されたものもあり、高い効果を実感することもできるようになりました。, しかし、1つひとつには問題がない薬でも、飲み合わせによっては体に良くない影響が出る組み合わせがあります。, 複数の薬を併用した場合や、保健機能食品・健康食品を含む特定の食品と一緒に摂取した場合に、薬の作用が強く出すぎたり弱くなったりすることがあり、これを「相互作用」といいます。, 作用が強く出すぎると副作用が発生しやすくなり、弱くなると薬の十分な効果を得ることができなくなるので注意が必要です。, 相互作用は内用剤(飲み薬)だけに限らず、外用剤(塗り薬や湿布など)や注射剤であっても一緒に摂取した食品などによって相互作用が発生する可能性があるので、内用剤以外の薬であっても飲み合わせには注意しましょう。, 市販薬には必ず添付文書がついているので、使用する前にしっかりと読んでおくことが大切です。, 処方薬でも市販薬でも、分からないことがある場合や不安な場合は医師や薬剤師に相談してから使用するようにしましょう。, 特に高齢者の方では、高血圧や催眠鎮静薬などの内服薬、湿布などの外用薬を数種類服用していることも多いので、家族や施設のスタッフがしっかりと管理してあげることも大切です。, 病気を治すための薬で体調を崩してしまっては本末転倒ですから、飲み合わせには十分注意して薬を服用しましょう。, 飲み合わせと聞くと、薬と「同時」に食べたり飲んだりしてはいけないものと解釈する人がいますが、そうではありません。, 「薬を服用する際の飲み物」や「服用直前(直後)の食事」だけではなく、2~3時間、長いものでは数日空けなければならないものもあります。, これは薬や食べ物によって差がありますので、自己判断せずに病院や薬局で相談しましょう。, 「グレープフルーツジュースで降圧剤を服用してはいけない」という話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?, これは、降圧剤と一緒に摂取すると薬が体内に長時間とどまって必要以上に強い効果が出る可能性があるためです。, グレープフルーツに含まれている成分が原因になっているので、ジュースに限らず果実の摂取も控えましょう。, また、この成分は様々な柑橘系の果物に含まれているため、グレープフルーツだけでなくスウィーティーや夏みかんも控えたほうがいいといわれています。, ここでは日常的に摂取するものを中心に注意すべき飲み合わせについて紹介しますので、参考にしてください。, カルシウムやマグネシウムを多く含む牛乳やミネラルウォーターは、薬の吸収や作用を低下させることがあります。, また、大量摂取により高カルシウム血症(悪心、嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、傾眠など)を引き起こす薬もあるので、普段からこれらをよく飲む人は、その旨医師や薬剤師に伝えておきましょう。, ビタミンKは緑色の強い野菜や海藻類にも含まれていますが、これらを排除すると栄養不足に陥るので、医師の指導の下、一定量は摂取する必要があります。, 納豆やクロレラ・青汁はワーファリンの働きを弱めるため、服薬中は摂取を控えましょう。, この中でも「納豆」は納豆菌が腸内でビタミンKを産生する可能性があるので、ワーファリンが全く効かなくなる可能性があるといわれています。, カフェインには薬の吸収や作用を低下させる働きがあるので、薬を飲んでいる人はカフェインの摂取に気をつけましょう。, これらの薬を飲んでいる人は、コーヒーならノンカフェインのものにする、普段飲んでいる緑茶を麦茶やほうじ茶にするなど工夫しましょう。, 薬によりチラミンの代謝が阻害されて体内のチラミン濃度が高くなり、血圧上昇や頭痛などが起こる可能性があります。, 先ほど少しお話ししましたが、グレープフルーツは降圧剤と一緒に摂取すると必要以上に強い効果が出る可能性があるため注意が必要です。, 一緒に服用すると血圧が下がりすぎたり、頭痛やめまいなどの症状を引き起こしたりする可能性があるので、飲み合わせには注意しましょう。, ここでは特別な注意が必要な薬についてお話しますが、以下に挙げる薬以外でも薬を服用した場合はアルコールの摂取は控えましょう。, これらの薬と一緒に摂取すると眠気や意識障害、判断力低下、肝障害を起こすリスクが高いので、アルコールを飲むなら薬は飲まない、薬を飲むならアルコールは飲まないようにしましょう。, この他にもサプリメントやハーブティーに含まれている「セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)」は抗凝固薬や気管支拡張剤、抗てんかん薬、強心薬などと一緒に摂取すると薬の効き目が弱くなる可能性がありますので、薬を飲むときはサプリメントやハーブティーとの併用にも気をつけましょう。, 医師から処方された薬以外に、自ら選択した市販薬を飲む場合や市販薬同士を併用する場合にも、飲み合わせには十分注意しましょう。, また、かかりつけ医とは違う病院を受診するときには、既往歴や服用中の薬を必ず伝えることが重要です。, ここでは注意が必要な薬の組み合わせについてお話しますが、複数の薬を飲むときは医師や薬剤師に必ず相談しましょう。, 風邪薬には解熱鎮痛成分が含まれているので、重複している成分の効果が強く出すぎたり副作用が出現しやすくなったりします。, 利尿薬は、効果が強く出すぎたり十分な効果を得ることができなくなったりする可能性があるので、風邪薬との併用は避けるべきです。, これらの薬にはヒスタミンが含まれているものがあり、花粉症などでアレルギーの薬を飲んでいる場合には成分が重複し、副作用が強く出る可能性があります。, ヒスタミンの代表的な副作用には「眠気」があり、うっかり併用して強い眠気に襲われる…というケースが多くみられます。, 鼻炎薬には鼻水を止める成分(抗コリン成分)が含まれていますが、鼻水だけでなく全身の分泌腺にも作用する恐れがあります。, 胃腸薬の中でもロートエキスなどの抗コリン成分を含むものは、成分が重複して副作用の口渇や排尿障害、眼圧の上昇などの症状が現れやすくなるので注意しましょう。, 腸で溶けるタイプの便秘薬と、酸を中和するタイプの胃腸薬を併用すると、便秘薬が腸に届く前に溶け、効果を得られなかったり副作用が生じやすくなったりします。, 便秘薬と胃腸薬を併用する人は意外と多く、便秘薬を過剰摂取する原因にもなるので注意しましょう。, 例えば、漢方薬に含まれている「カンゾウ(抗炎症作用)」や「マオウ(気管支拡張・血管収縮作用)」は、風邪薬や鼻炎薬に含まれている「グリチルリチン酸(抗炎症作用)」や「エフェドリン(気管支拡張・血管収縮作用)」と重複する場合があります。, また、漢方薬は様々な作用を持ち合わせているので、漢方薬と漢方薬の併用にも注意しましょう。, 肝炎などの治療に用いられる小柴胡湯(しょうさいことう)とインターフェロンの併用で間質性肺炎という重い副作用が出ることもあるので、「漢方薬は効果が穏やかだから安全」とは思わずに飲み合わせには十分気をつけましょう。, 高血圧や糖尿病の人は普段から毎日薬を服用していると思いますが、自分が飲んでいる薬をきちんと把握できていない人もいると思います。, 飲み合わせによっては薬の効果を得られなかったり作用が強く出すぎたりするので、自分が飲んでいる薬と一緒に飲んではいけない薬や、控えるべき食べ物について知っておきましょう。, おくすり手帳は自分がどのような薬を飲んでいるのかを把握するためにとても役に立つので、作っておくことをおすすめします。, 自分だけでなく、医師や薬剤師に見せることで使用中の薬が一目でわかるので、相互作用を防ぐことにつながります。, 処方薬に限らず、普段から飲んでいるサプリメントや市販薬の記録も残しておくと便利です。, 中には、いつも違う病院へ行ったり新しい病院ができたらそちらに行ってみたりする人もいると思いますが、初めて行く病院や久しぶりに行く病院の医師は服用中の薬や既往歴を把握できていません。, お薬手帳を見せることで有害な飲み合わせは回避できますが、お薬手帳を持っていない場合などは情報が不十分なので適切な治療・処方ができなくなります。, 市販薬を購入するときは薬局やドラッグストアの薬剤師にお薬手帳や処方箋を見せて、飲み合わせや相互作用について聞いておきましょう。, 苦みが強い薬などは、水以外のもので服用しても良いかを医師や薬剤師に相談しましょう。, 薬は一歩間違えれば「毒」になりかねないので、自分が飲んでいる薬についてしっかり知っておくことが大切です。, Copyright © 2021 TEIKOKU pharmaceutical company. なぜ起きる?薬の飲み合わせ、食べ合わせのメカニズム . 病院のお薬や、他の市販薬を服用する際は、成分が重複しないかを確認するようにしましょう。成分の名称が違っても、同じ効果のお薬が重複してしまうと、効果が過剰に現れ、副作用のリスクが高まりま … © 2018 Kodansha Ltd. All rights reserved. それはたとえば、酔い止め薬や胃薬などの割と気軽に飲んでいるものであっても...です。. 薬はポイズンです。. また、飲み忘れや飲み間違い、重複投与(同様の効能・効果を有する薬を複数処方してしまうこと)のリスクも高まります。実際、高齢者においては6種類以上の薬を飲んでいると、薬による有害事象を経験する危険性が高くなるという報告もあります。 相互作用を引き起こす場合がありその組み合わせはさまざま 1つずつでは問題ないお薬でも、お薬とお薬の飲み合わせ、またはお薬と食品(飲み物/嗜好品含む)の食べ合わせによっては、よくない影響が出る組み合わせがあります。� 薬との飲み合わせ. 蕁麻疹の治療薬は緑内障の人には使えない場合がある【身近な病気の正しいクスリの使い方】 (日刊ゲンダイ ヘルスケア) 04月07日 09:26. そうなると、筋肉に力が入らない、あるいは不整脈などの症状がみられることがあります。カリウム濃度が極めて高くなると、心臓が止まることさえある。サプリメントは、医薬品との飲み合わせを間違えると、命にかかわる危険もあるんです」 死をも招く副作用の恐怖. 「たとえば『青汁』にはカリウムが多く含まれているんです。高血圧治療のためにACE阻害薬やARBを服用している人は腎からのカリウムの排泄が抑制されるので、青汁を飲むと血中のカリウム値が過度に上昇してしまう。そうなると、筋肉に力が入らない、あるいは不整脈などの症状がみられることがあります。カリウム濃度が極めて高くなると、心臓が止まることさえある。サプリメントは、医薬品との飲み合わせを間違えると、命にかかわる危険もあるんです」, そう語るのは、サプリメントと医薬品の相互作用に詳しい薬剤師で医薬情報研究所エス・アイ・シー取締役の堀美智子氏である(上写真)。堀氏が経営する公園前薬局(八王子市)では、医薬品が入った棚の引き出しごとに、一緒に飲んではいけないサプリのシールが貼られ、分かりやすく表示されている(2枚目写真)。, 健康ブームの高まりによって、手軽に栄養素を補えるサプリは、現代人の日常生活に欠かせないものになっている。だが、その一方でサプリは薬との組み合わせ次第では、むしろ身体にとって有害になりかねないことが専門家によって指摘され、社会問題になりつつある。, 「サプリメントには、成分の含有量に規制や基準がありません。ですから、有効成分の含有量が極端に低いものから高いものまで様々です。その量によっては、治療のため薬を飲んでいる場合、併用することで身体に悪影響となることがあります。また、天然・自然由来成分という謳い文句があるサプリには、安全と言うイメージを持つかもしれませんが、アレルギーなどの原因となることも少なくありません」, 「サプリと医薬品の個々の飲み合わせの危険性について、詳しく知らない医師も多いと思います。重要なことは、処方箋を薬局に持っていったら、窓口で『サプリと一緒に飲んでいいのかどうか調べてください』と伝えることです。それを調べてくれないような薬局は選ばないでください。私どもの薬局ではサプリを持ってきてもらえば、そのメーカーに連絡をして成分の分析結果を送ってもらうなどきちんと調査します」, サプリでもっともよく飲まれている製品の一つが、『ビタミンC』だ。これすらも、飲み合わせには要注意だという。, 「アセタゾラミド(利尿薬)と一緒に大量のビタミンCを摂取すると、腎・尿路結石につながる恐れがあります」(堀氏), また他のビタミンサプリについても、抗血栓薬を服用している人は注意が必要だ。前出の吉澤氏が言う。, 「『ビタミンA』を大量に摂取すると、ワーファリンなどの抗血栓薬の作用が強くなりすぎて、出血しやすくなります。また『ビタミンE』も大量摂取とワーファリンとの飲み合わせで出血しやすい状態になります」, 「抗血栓薬や抗凝固薬は血液を固まりにくくします。ビタミンEをはじめ、いわゆる血液をサラサラにする効果があると言われている『イチョウ葉エキス』や『DHA』『EPA』も一緒に飲むと、作用が強く出すぎるので併用は避けるべきです。たとえば、胃から出血した場合、普通ならしばらく経てば血が固まって止まるところが、いつまでも止まらずに吐血してしまうこともありうる。さらに言えば、脳内出血にもつながりかねません」, 関節痛を和らげる効果があるとして、中高年に愛飲者が多い『グルコサミン』も同様だという。堀氏はこう続ける。, 「グルコサミンとコンドロイチン硫酸を一緒に配合したサプリの摂取によって、抗凝固薬の作用が強くなりすぎたという研究報告があります。サプリを止めて、薬剤の服用を優先したほうが安心です」, ビタミンに次ぐ人気サプリと言えば、骨の形成に必要な『カルシウム』だろう。これも飲む前に、確認が不可欠だ。強心剤「ジゴシン」(ジゴキシン)と一緒に飲めば、薬剤の強心作用が強くなりすぎてしまう。吉澤氏が解説する。, 「ジゴキシンは、心筋細胞内のカルシウム濃度を増加させる作用があり、狭心症および心房細動に対して用いられる薬剤です。これを服用したうえでサプリでカルシウムを大量に摂取すれば、血中カルシウム濃度が上がりすぎて、ジゴキシン中毒(嘔吐、下痢、めまい、不整脈など)を引き起こす可能性があります」, また、カルシウムはビスホスホネート系の骨粗鬆症薬と組み合わせると、薬剤の体内への吸収を減少させて、効き目を弱めてしまう。サプリとの飲み合わせによって、薬の作用が強くなりすぎるだけではない。その逆も起こるのだ。, 「カルシウム以外にも、『鉄』をはじめ、『マグネシウム』などミネラルを含むサプリメントは、一部の薬の体内への吸収を妨げ、十分な効果が得られなくなります。同じ理由で『ウコン』にも注意してください」(堀氏), ウコンはお酒好きにはとってポピュラーなサプリだが、飲み方には慎重な判断が必要となる。堀氏が言う。, 「ウコンは肝臓に良いと思われていますが、まったく逆効果になることもあるのです。肝臓は、腸からの鉄の吸収を抑制する物質(ヘプシジン)を作っているのですが、肝炎(特にC型肝炎)の場合、これが低下するため鉄の吸収が促進し、血液中に多くなった鉄分が過剰に肝臓に蓄積する。その結果、鉄分が肝臓を酸化させ肝炎を増悪してしまう。ウコンはものによっては鉄分を多く含んでいるんです。肝臓の調子が悪いといってウコンを飲み続けると、鉄分がたまり重大な肝細胞障害を引き起こす危険があります」, トクホと呼ばれる特定保健用食品についても、薬との飲み合わせは事前にチェックしよう。, 「血圧が高めの人」に向けたトクホは、高血圧治療薬を服用している場合は、作用が強くなりすぎると言われる。また、「血糖値が気になり始めた人」を対象にしたお茶などのトクホは、糖尿病治療薬と併用することで、低血糖の原因になるおそれがある。「食物繊維入り」のトクホは、薬の吸収を妨げる。これも糖尿病や脂質異常症の治療薬との併用は避けたほうがいいだろう。, 「複数のサプリメントを飲む場合は、成分を確認し重複しないようにすること。また、天然・自然由来成分などの場合、具体的にその成分を確認することも大切です。そして、医薬品を服用している場合は、まず医師に相談する。あるいは、サプリメントを製造する会社や保健所、薬剤師会などの相談窓口に飲み合わせについて問い合わせをしてください」, 注意すべきサプリと薬の「危ない飲み合わせ」については、下の表も参考にしてほしい。いまは自分に合ったサプリを正しく飲む時代。健康のために飲んでいるサプリが原因で健康を害したら、それこそ本末転倒だ。, 本サイトに掲載されているすべての文章・画像の著作権は講談社に帰属します。他サイトや他媒体への無断転載・複製行為は固く禁止します。. お薬とコーヒーの飲み合わせ. 下の表「注意すべきおもな飲み合わせ」で同じ枠内にあるotc医薬品どうしも、飲み合わせには気をつける必要があります。特に、【総合かぜ薬】は【解熱鎮痛薬】と【鼻炎薬】【せき止め薬】を合わせた薬ですので、併用すると成分が重複してしまいます。 高血圧の薬と一緒に痛み止めを飲むことの危険性 急性腎不全というのは、なんらかの原因で腎臓の働きが急激に低下することです。 間違った飲み方をすると、 薬の効果を得られなかったり必要以上に効果が強く現れたりする ので、薬を飲むときは飲み合わせなどに気をつけましょう。. まだまだ解明されていない組み合わせも. まず早速結論からですが、 飲み物や食べ物によって、薬の効き目に影響が出ます! その組み合わせは千差万別で. 「口から飲んだ薬は腸で溶けて吸収され、肝臓を通って全身に行き渡ります。その際、複数の薬を一緒に飲むと、体内を循環する過程で薬同士が作用を打ち消し合ったり、逆に作用が重なって効果が増強されることがある。その結果、薬が効きすぎたり、逆に効かなかったりして、体に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります」 これを薬の「飲み合わせ(相互作用)」といいます。薬の効き目が強まって、体調をくずし、場合によっては生命に危険が及ぶこともあります。反対に、薬が効かなくなって治療の効果が出なくなる可能性もあるため、注意が必要です(※1)。 常用薬と漢方の飲み合わせは危険もある? 普段からお医者さんで喘息など持病のお薬をもらって内服しているという方も多いですが、持病のお薬と漢方の飲み合わせも注意が必要です。 常用薬で注意して欲しいのが気管支喘息でよく処方されるエフェドリンです。エフェドリンと葛根湯などに� 効果よりも副作用が勝ってしまう場合が多々あります。. 普段お薬を飲まれている方は、ミドリムシ(ユーグレナ)のサプリとの併用や飲み合わせが大丈夫か心配になる方もいらっしゃるかと思います。そんな疑問にお答えし、また、ミドリムシのサプリに副作用や危険がないのかについても詳しく解説します。 注意する薬の飲み合わせを知っておこう!. 薬の危険な飲み合わせ!. 公開日: 2020年07月07日 / 更新日: 2020年11月30日. サプリと薬の危険なのみ合わせ 血圧下げる降圧薬とepaはng. 薬は病気を治すためのものですが、飲み方を間違えるとリスクが大きくなるので注意が必要です。. そうは言っても、「胃がムカムカする」と胃薬を飲みますし、「風邪をひいた」ら風邪薬、「下痢になった」ら正露丸を飲みますよね。. 薬の飲み合わせには注意!. 結論から先に言いますと、コーヒーでお薬を飲むのは好ましくありません。 コーヒーにはカフェインがたくさん含まれています。お薬をコーヒーで飲んだときは、カフェインの作用がさまざまな影響を与えることがあるのです。 胃酸分泌作用; 利尿作用; 肝臓の代� 実は、グレープフルーツジュースと飲み合わせが悪いお薬はいくつかあり、一緒に飲むと、お薬の効果に影響がでてしまう可能性があります。今回は、グレープフルーツジュースとお薬の飲み合わせについて説明します。お薬とグレープフルーツ...薬とグレープフルーツの飲み合わせに注意!死亡する恐れも?Σ( ̄  ̄;)鎮痛薬も。 All Rights Reserved, セルライトには〇〇〇マッサージが効果あり!間違ったマッサージはセルライトを増やす原因に!. 関連ニュース .