【日本百名山】大菩薩嶺登山〜初心者にオススメの稜線+湖、温泉も楽しめる
車で都内から大菩薩嶺へ
今回のターゲットはちょっと紅葉を見るには早いが、東京から割と近い大菩薩嶺へ。
始発の電車で向かう予定であったが、急遽、車の移動に変更すること朝の1時。
2時から首都高の移動を開始し、4時頃に中央道「勝沼IC」を降りる。
あとは山道となり、大菩薩嶺の登山口がある上日峠の「ロッジ長兵衛」に4時40分頃に到着。
宿泊しているだろう客の車が6、7台既に止まっていたが、ここは駐車場が広く、
全部で120台停めれるということで朝一なので余裕で止めることができた。
外の気温は15度くらいなので、プチ車中泊で寝袋で就寝。
登頂開始 ロッジ長兵衛から福ちゃん荘へ
朝は8時に起床。割とよく眠れたぞ!

登山口には立派な山小屋(ロッジ長兵衛)があり食事も温泉もあって非常に心強いのである。

ロッジ長兵衛の道路を挟んだ丘の上にはテン場のような所がある。これはよく見ると荷物運ぶリフトの台ではないか。
何に使うんだろ?

ロッジ長兵衛の脇から登山道入り口に入る。
実は登山道に平行してアスファルトの道(車1台分程度)もある。
一瞬、心がぐらつくが、ここは土の道一択で攻めて行きたいところである。

まだ登山は始まったばかりである。
体が温まっていないうちはゆっくり歩いて自分の体と対話することが肝心なのである。
序盤からブッ飛ばしは禁物♪

30分かからない程度で山小屋「福ちゃん荘」に到着。

秋の味覚、天然キノコが飾られていた。

朝ごはんで山菜そば(750円)とキノコそば(700円)を注文。
天然のキノコは味が濃くてとても美味しゅういただきました。

囲炉裏の側で蕎麦を食べれる。

なんと「馬刺し」も食べられる!
その他いろいろメニューが豊富なので、下山後に楽しむのも良さそう。

福ちゃん荘のすぐ近くにあるトイレ。次のトイレは約1時間先の稜線出たところにある。

福ちゃん荘から5分程歩くと、ブランコを発見!

若干怖い雰囲気がプンプンするが、ブランコを見かけたら乗らずには入られない。

お気づきになられただろうか。隣のブランコがさらに恐怖感を漂わせていることを。

ブランコがある富士見山荘はどうやら営業していないようである。

勝緑荘の前の小川はとても綺麗

滝を撮るときはシャッタースピードを遅めでとると、それっぽい写真になる。
だが、素人が真似するとボケる。

大菩薩嶺は石積み(ケルン)がとても多い。
そもそも石積みの意味について調べてみると、
・道標(案内板)
・慰霊
・興味本位
が挙げられるようだが、どう考えても「興味本位」としか考えられないのである。
慰霊の可能性は否めないが、写真で見る限り事故は発生しそうにないし、道標の必要性も全くない。
誰かがやり始めると、わざわざ崩す人はそうそういないとなると、積み重ねられていく一方となる。
雪解けの春、石積み職人(自称)は誰も見ていないことを良いいことに、いたるところで石を3つ積み上げる。
そして、紅葉の中、再び同じ道を歩き、大きなケルンになっていることに満足を覚えるのであった。
石積み職人「今年は20個もケルンができておる。みんなワシに釣られておるわ。フォッフォッフォwwwww」

少しだけ秋の気配

笹地帯を分け隔てる苔地帯。大分昔に大雨で形成されたのであろう。

森のプーさんと思われる痕跡。
そうとうブチ切れてたんだろう。

笹と落ち葉のコントラスト

まんまと石積み職人の罠に嵌る

稜線沿いの「介山荘」が見えてきた!

「介山荘」到着。特に何も買わずにスルー。トイレもあります。
稜線の移動

大菩薩峠で一休み。ここからは稜線歩きになるので眺めが最高。
雰囲気がガラッと変わるので、休憩している人も結構多い。

見晴台にはここから見える山の説明が書いてある。

もっともわかりにくい角度で撮影。山もボヤけていれば文字も見えない。どんなもんじゃい!

「よ〜し、そろそろ出発の時間だ」

向かうはあの先の岩場

稜線から見える大菩薩湖

ゴツゴツ岩を登り終えてきた道を振り返ると、、稜線の一方は見通しOK、一方は霧が濃い。
服と景色の色合いが割と合ってる?
丘から見渡せる避難小屋。ここらへんの稜線が一番気持ち良い。

稜線歩きはやっぱり楽しい

稜線から見える福ちゃん荘

ちょっとした岩登りも楽しめる

後ろを振り返ると稜線と大菩薩湖

大菩薩湖側の景色は綺麗だが反対側は霧も濃く暗黒の世界のよう

標高2000mに到着。高山病あくびしている?

ごまかしてんじゃねーよ!

山頂一歩手前の開けた場所でご飯を食べている人が多い。奥の少し高い岩が「雷岩」でここが福ちゃん荘へ下っていく分岐点でもある。

10分程度歩いて大菩薩嶺山頂へ

山頂には雷が落ちたと思われる木が!!人間として考えると恐ろしい。

山頂に到着! 2057mの割には暖かい気がする!

また10分程戻って、雷岩で昼食をいただく。
手軽な袋ラーメンにキノコ、にんにく芽やネギなどを切ってきたものを入れる。
味はとんこつ味噌味。

家だとあまり食べない袋ラーメンも山で食べるとすごく美味しく感じる。
時折富士山の頭が顔を出すと歓声が湧く。
もう少しで霧が晴れるそうでもあったので雷岩で粘ってみることに。
岩の上で寝たりして2時間程待ってみたが相変わらずガスは晴れず、
さらにガスが濃くなってきたので結局下山することに。

下山は1時間かからずに福ちゃん荘まで降りて来れる。

鹿の家族を発見。5匹程いた。
お互い立ち止まり10秒程静止した後、カメラを撮ろうとしたら走っていってしまった。

下山後、登山口が別となる見晴らし台に行ってみた。
やはりガスが濃かったが富士山の頭だけうっすら見えた。またうっすらかい!
晴れの日は絶景であるに違いない。
そしてそのまま大菩薩湖へドライブへ。

夜になってしまったが大菩薩湖から戻ってきて大菩薩温泉へ。
温泉は割と普通な感じであったが、露天風呂もあって温度もちょうど良かった。
この施設は市営のようで、野菜や果物の直売もしていて価格がとてもやすい。

昔ながらの梅干しはもちろん購入した。
その他野菜もじゃがいもが1袋100円くらい。

帰路、高速に乗る前にほうとうが食べれる「完熟屋」で腹ごしらえ。

おほうとう

完
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